日本人がプラチナ好きなワケ
こんにちは トラベルジュエリー(R)の クラブサーです。
ご覧いただきありがとうございます。 (^_^) 昨日は、イギリスでは9Kが好まれている、というお話をしました。
では、日本ではプラチナが、ブライダルジュエリーの定番として好まれるのはどうしてでしょう? 日本は、人口当たりで換算すると、世界一のプラチナ消費国なのだそうですよ。
こちらの過去記事もどうぞ ↓ ★ ホワイトゴールドとプラチナの違いは?
その説明をするために、まずはプラチナについて、いくつかのデータから見ていきたいと思います。
◇◆ 1 ◆◇ 希少性
世界の生産量を比較すると、プラチナが希少だといわれるゆえんがよくわかります。
ゴールド→ 約4000トン/年
プラチナ→ 約200トン/年
これまでに人類が採掘したとされる総量は、
ゴールド→ 約160,000トン
プラチナ→ 約5,100トン
◇◆ 2 ◆◇ 使用目的
プラチナは、世界の生産量の約40%が自動車の排ガス触媒に使用されています。
宝飾用としては、第2位で約33%
その他工業製品として約22%
プラチナの4大消費国は中国・日本・インド・アメリカ。
それ以外の国では、プラチナ=工業用の金属という認識が強いと思われます。 ヨーロッパでは、プラチナ製のジュエリーは、世界的有名ブランドなどごく一部のハイジュエリーに限られていて、街中のジュエリーショップなどでは、なかなかお目にかからないそうです。
◇◆ 3 ◆◇ 歴史的背景
婚約指輪の起源は、古代ローマ時代と言われています。 2世紀ごろには、当時の西アジアやユダヤ人の間で、結婚の際金貨などの高価なものを贈る習慣があったことから、指輪にも金を用いるようになったと考えられています。
プラチナが世界的に広く普及したのは、1925年に南アフリカで鉱脈が発見されてからで、それまでは、金の指輪が当たり前でした。
日本では、婚約指輪の習慣が広まったのは、プラチナが普及した後、1960年代といわれています。 皇后美智子様が、1959年のご成婚の際身につけていたティアラがプラチナ製だったことも、 女性の憧れを掻き立てる要因の一つとなった…ともいわれています。
ゴールド(黄金色)のピカピカした輝きよりも、プラチナの落ち着いた控えめな輝きが日本人の好みに合う
プラチナは変色しないことから、永遠の愛・絆を象徴するとされ、プラチナの希少性=高価というイメージも加わり、一生に一度の記念の指輪にふさわしいと考えられた
・・・以上のように、さまざまな理由から、国内で販売されるブライダルジュエリーのほとんどがプラチナ製になった=日本人はプラチナが好き、、、という風になったと思われます。
ふ~・・・ちょっと長すぎましたね。 最後までお読みいただきありがとうございました。 m(_ _)m
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<今日のジュエリー> 本文が長すぎたので(^_^;)今日はお休みします(ごめんなさい!) また明日をお楽しみに♪
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